文政13年(1830)、金刀比羅神社に奉納されたもので、当時の油しぼりの様子が克明に生き生きと描かれています。水田中心の農業は春から秋に集中するため、比較的落ち着いた冬期は、菜種やエゴマの搾油に精を出していました。また、布川の書家で知られる杉野東山も搾油を生業していたといわれています。