徳川時代末期の慶応元年(1865)に制作されたもので、天照大神(あまてらすおおみかみ)が、弟の素戔鳴尊(すさのおのみこと)の乱暴を怒って天の岩戸にとじこもったという伝説を絵にしたものです。作者は、赤松宗旦の「利根川図志」の挿絵も描いている玉蛾という絵師です。