認知症の症状には、記憶障害や見当識障害が見られ、それらの症状によって外出先から自宅に帰れなくなり警察などに保護されることがあります。そういった場合に備えて、「おかえりマーク」を靴や杖、衣服など身の回りに物につけておくと、警察などからの照会に対し迅速にご家族へ連絡することができます。利用にあたっては事前の登録が必要になり、登録した情報はご本人・ご家族等の同意を得て、茨城県警察本部へ提供します。
1.防水反射素材シール20枚 | 2.アイロンシール10枚 |
(靴、杖などに貼れます) | (洋服の内側などに貼ってご使用いただきます) |
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縦15ミリメートル×横40ミリメートル | 縦30ミリメートル×横80ミリメートル |
目的
- 認知症などにより外出先から自宅に帰れなくなってしまったり、警察に保護された場合の早期発見および身元確認を容易にすることを目的としています。
対象者
- おおむね65歳以上で認知症などにより徘徊行動が見られる方または徘徊のおそれのある方
- 若年性認知症により徘徊のおそれのある方
申請できる方
- ご本人、ご家族、ご本人の介護者
内容
- 登録番号の入ったおかえりマーク(2種類)を配布し、行方不明時に警察や近隣市町村等へ情報提供し、捜索の依頼を行います。
利用の流れ
- 利根町役場福祉課窓口で申請書をお渡しします。
- 申請時に、住所、氏名、写真、性別、生年月日、電話番号、緊急連絡先(2名分)などを登録します。登録した情報は、ご本人・申請者の同意のうえで事前に茨城県警察本部へ提供します。
- 利根町から登録番号の入った「おかえりマーク」をお渡しします。
- いつも履く靴や杖、上着など身の回りの物に「おかえりマーク」を貼ってください。
- 外出先から自宅に戻れなくなり警察に保護されたときに、「おかえりマーク」の登録番号からご本人を特定し、緊急連絡先にご連絡します。
- 登録内容に変更がある場合には、利根町役場福祉課までご連絡ください。