遠野物語
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國男は、大学を卒業後、農商務省にはいりました。そして、明治40年に東北地方を視察。そこで岩手県出身の佐々木喜善と出会い、彼の話の面白さに着目しました。柳田國男独特の気品のある文章でまとめられた『遠野物語』は、文学作品としても高い評価を受け、代表作の1つとなっています。 ←岩手県遠野市の冬・四方を山に囲まれた遠野には豊かな民話が残されている |
海上の道
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國男は、実によく旅をしました。その旅の見聞によって、民俗学に関する多くの著作を達成します。そのなかでも、学生時代に伊良湖崎で拾ったヤシの実の感激は、長くあたためられて晩年に『海上の道』として結晶しました。 ←國男がヤシの実を拾った伊良湖崎の海岸 |