史跡・文化財(国・県および町指定文化財) -詳細-
金銅板両界曼荼羅(こんどうばんりょうかいまんだら)
府川城址にある布川の徳満寺(真言宗)の寺宝であり、赤松宗旦も「布川案内記」の中で、その重要性を高く評価しています。曼荼羅は一面が横約50㎝、縦が約100㎝の金剛界、胎蔵界の二面で、それぞれ九枚の金銅板から成り立っています。各板共に各尊像の概要を打ち出しで現わし、更に線彫を加えて図様を一層明瞭にしています。制作時期は建久5年(1194年)で、現在は東京国立博物館に寄託されています。
府川城址にある布川の徳満寺(真言宗)の寺宝であり、赤松宗旦も「布川案内記」の中で、その重要性を高く評価しています。曼荼羅は一面が横約50㎝、縦が約100㎝の金剛界、胎蔵界の二面で、それぞれ九枚の金銅板から成り立っています。各板共に各尊像の概要を打ち出しで現わし、更に線彫を加えて図様を一層明瞭にしています。制作時期は建久5年(1194年)で、現在は東京国立博物館に寄託されています。