史跡・文化財(国・県および町指定文化財) -詳細-
木造観世音菩薩立像
泉光寺に祀られている観世音菩薩は、鎌倉から室町初期の作と言われ、鎌倉仏の特色である宋様式を表しており、素木(しらき)づくりで唇にわずかに紅をさしています。「行基が常陸の国へ行く途中、奥山の近くを通りかかると、沼の中から光明を放つものがあり、近づくとそれは1個の浮木だった。行基はそれを拾い、奥山へ上がり、観音経を唱えながら、3日3晩寝ずに仏像を彫りあげた。それが泉光寺の観音像だ」という言い伝えがあります。
泉光寺に祀られている観世音菩薩は、鎌倉から室町初期の作と言われ、鎌倉仏の特色である宋様式を表しており、素木(しらき)づくりで唇にわずかに紅をさしています。「行基が常陸の国へ行く途中、奥山の近くを通りかかると、沼の中から光明を放つものがあり、近づくとそれは1個の浮木だった。行基はそれを拾い、奥山へ上がり、観音経を唱えながら、3日3晩寝ずに仏像を彫りあげた。それが泉光寺の観音像だ」という言い伝えがあります。