木造仁王像
奥山の泉光寺の境内には、仁王門(嘉永3年)があり運慶派仏工の作といわれる阿吽(あうん)の仁王尊2体が祀られています。仁王尊に「わらじ」を奉納し足が丈夫で無事に旅ができるよう祈ったり、奉納された「きりすね」【機織りのとき、最後に残った木綿糸のこと)を女たちの痛んだ手に巻いて回復を願い、また目が疲れたときには「め」の字を書いた絵馬を奉納し、目の回復を祈願するなどの民間信仰がありました。なお、泉光寺の創建時は不詳ですが、鎌倉街道沿いの寺として、古い歴史を持つ真言宗の寺です。
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メールでのお問い合わせはこちら- 2016年2月10日
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