高齢者・障害者等の生活支援

　生き生きとした長寿社会、福祉社会を築くために、誰もが積極的に社会に参加していける人にやさしいまちづくりを進めていきます。

　また、介護保険法の適切な運用を図るため、特別養護老人ホーム等の民間施設や関係機関と連携を図りながら、地域福祉施策を計画的に推進します。福祉マンパワーの確保、ボランティアの育成などを、社会福祉協議会や地域諸団体と連携を図りながら一層の充実に努めます。さらに、各種福祉制度などの啓発・普及に努め、制度の正しい理解を得るための活動を推進していきます。

　生活保護世帯に対しては、生活相談・指導の充実を図りながら、必要な支援を行い、社会的自立の手助けを行います。

　民年金については、年金制度の住民への周知徹底を図ります。

誰もが生涯健康に暮らせる地域づくり

　健康はあらゆる人間活動の源であり、誰もがいつまでも心身ともに健康な生活を送れるよう、福祉・保健・医療の統合のもとで、総合的なサービスを提供できる体制づくりを進めます。

　地域の保健サービスにおいては、母子保健や成人・老人保健、精神保健など、乳幼児期から青壮年期、老年期までの生涯にわたる健康づくりや病気の予防をきめ細かく支援できるよう、保健事業の充実に努めます。

　また、地域医療の役割も変化してきており、かかりつけ医制度の定着と在宅医療の推進。さらに終末期医療も含めた包括的医療が展開されるよう、関係機関が相互に連携して、体制の整備に努めます。

　国民健康保険については、保健予防活動と連動した医療費の適正化など的確な運営に努め、健全財政の維持・強化を図ります。

安心して子どもを生み育てる環境づくり

　女性の社会進出や母親の意識変化、核家族化・少子化等、子どもを取り巻く社会環境変化に対応し、子どもが健やかに育つ地域環境づくり、出産や子育てを支える仕組みづくりを進めます。

　また、安全な妊娠や出産に始まる母子保健体制の充実、保育等の子育て支援環境の向上、健康的な生活環境の確保等と併せて、母子・父子家庭への福祉施策の充実に努め、元気な子どもの声がこだまするまちづくりを目指します。

子育てを支える学童保育