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施政方針

平成30年度施政方針

 施政方針(平成30年第1回利根町議会定例会)

 

はじめに

 本日ここに,平成30年第1回利根町議会定例会が開催され,平成30年度予算を始めとする,重要案件のご審議をお願いするにあたり,町政に対する私の基本方針と施策の概要を申し上げ,議員各位と町民の皆様方のご理解とご協力をお願いするものであります。

 まず,海外に目を向けますと,ピョンチャンでは,冬季オリンピックが開催され,日本は,過去最多となる13個のメダルを獲得しました。大会新記録などの名シーンでは,たくさんの感動や驚き,そして興奮があり,私たちに元気と勇気を与えてくれました。

 これからですが,身近なところで,今年の秋には,茨城国体のプレ大会,また翌年の平成31年には本大会開催ということで,スポーツの祭典が続きます。利根町は,デモンストレーションで「ウォーキング」を担当しますが,正式種目での選手の活躍など,たくさんの興奮や感動を期待するものであります。

 

【社会経済】

 さて,昨今の景気に触れますと,2月の内閣府の判断では,景気は,緩やかに回復し,先行きは,雇用や所得環境の改善が続くなかで,各種政策の効果もあって,緩やかな回復が続くことが期待されるとの見方がされております。

 こうした中,政府は,経済の再生を最優先課題と位置付けし,生産性革命と人づくり革命を掲げ,その実現に向けた内容を盛り込んだ,過去最大規模となる平成30年度当初予算が,現在,国会において審議中であり,可決後の政策実行による更なる景気向上が期待されているところであります。

 

それでは,最初に,平成30年度当初予算の概要につきまして,主要事業や新規事業を中心に申し上げたいと思います。

 

平成30年度予算概要

 平成30年度の予算編成にあたっての取り組み状況ですが,職員に対し,当町の財政状況は,依然として,厳しい状況下にあることを十分認識させた上で,総合振興計画第4期基本計画や,利根町まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた目標を,着実に達成できるよう,また,行政改革行動計画に掲げた「資金・予算」と「創意・工夫」の2つの視点からみた,具体的な施策に取り組むよう,編成方針を示し,予算編成作業にあたってきたところでございます。

 

 まず,一般会計の予算規模でございますが,53億5,664万2,000円で,前年度と比較しますと,利根町保健福祉センターの屋根と外壁の改修工事などの完了による普通建設事業費の減により,1,553万9,000円の減,率にして0.3%の減となります。

 歳入について,前年度に比べ,増減が大きいものを申し上げますと,先ず,増額となるものですが,町債が9,180万円の増で5億3,710万円,地方消費税交付金が2,414万2,000円の増で2億3,600万円,次に県支出金が2,336万9,000円の増で3億8,104万4,000円になります。

 続いて,対前年比減額となるものですが,地方交付税が3,200万円の減で15億9,200万円,国庫支出金が2,539万4,000円の減で,5億467万7,000円となります。また,繰入金ですが7,321万4,000円の減で,4億9,249万2,000円となります。

 

 次に,歳出ですが,主なものを目的別に,また構成割合が高い順に申し上げますと,先ず,民生費ですが,予算額が18億2,556万8,000円で,全体の34.1%を占めております。次に,総務費が8億5,840万4,000円で全体の16%を占め,次いで,教育費が6億278万3,000円で11.2%,以下,衛生費,土木費,消防費,公債費などの順となります。

 また,性質別で申し上げますと,人件費,扶助費,公債費といった義務的経費は26億4,462万3,000円で,全体の49.4%を占め,次いで,物件費が8億685万3,000円で全体の15%,続いて,補助費等が7億6,815万2,000円で14.3%,以下,繰出金,普通建設事業費,維持補修費などの順となります。

 続きまして,平成30年度の特別会計予算の概要について申し上げます。国民健康保険特別会計をはじめとする6つの特別会計の総予算額ですが,主に,国民健康保険特別会計の施設勘定や,介護保険特別会計,後期高齢者医療特別会計が増額となり,特別会計の全体総額は,46億1,978万2,000円となります。

 前年度と比較しますと,3億7,166万2,000円の減となり,率にしますと7.4%の減となります。

 

平成30年度主要事業

 続いて,来年度の主要事業につきまして,新規事業を中心に申し上げたいと思います。

 

【子育て支援関係】

 始めに,児童福祉関係では,病児保育事業を引き続き実施することで,保護者の保育と就労等との両立を支援し,子育て世帯の不安解消に努めます。また,放課後児童対策関係では,児童クラブが使用している文小学校の教室の照明をLED化し,環境整備を図ることで,子育て支援の更なる推進を図ります。

 次に,医療福祉関係では,現在,出生の日から中学3年生までが対象の県の医療福祉費支給制度と,町独自の子育て支援策である高校3年生相当の年齢までが対象の医療福祉費支給制度において,保護者の所得制限を設けずに,医療費の無料化を実施しております。これまで,利根町独自の助成は,窓口に来庁していただき医療費支給の手続きをしていただいておりましたが,この4月からは,新たに,町単独の受給者証を交付することで,保護者の手続きにかかる時間的負担の解消を図ります。

 また,来年度は,保健福祉センター内に,母子保健型の子育て包括支援センターを開設し,妊娠期から就学前までの支援を行ってまいります。

 

【高齢者福祉・環境対策】

 続きまして,高齢者福祉関係では,65歳以上で歩行の際に補助を必要とする高齢者に対し,シルバーカーの購入費用の一部補助を行います。

 また,高齢者の足の確保対策として,福祉バスの増車をいたします。増車に伴い,福祉バスの新しいルートを設定しましたので,町民の皆様方の利便性の向上が図れるものと考えております。 

 次に,環境対策としましては,東日本大震災での放射線の影響で一時保管していた剪定枝を,特定一般廃棄分として撤去処分し,安全・安心の住環境の推進を図ります。

 

【農業振興・農地基盤整備・消費者行政関係】

 続いて,農業振興関係では,新規事業として,農業次世代人材投資資金交付事業を実施しまして,認定新規就農者に対する支援を行い,基幹産業である農業の担い手を育成し,農業の活性化につなげてまいります。

 また,稲刈体験事業として,ほ場での稲刈り,乾燥調製などの工程見学,利根町産コシヒカリの試食等を通して,利根町産のお米を広くPRします。

 次に,基盤整備関係ですが,利根西部地区においては,現在,国への事業採択に向け申請書を提出し,来年度での,本同意取得に向けた地元説明会を予定しております。また,利根南部地区は,地元説明会を行い,現地調査に必要な調査同意も,90%以上得ましたので,現地調査を実施する予定です。今後も,各関係機関と連携をとりながら,事業を進めていきたいと考えております。

 続いて,消費者行政ですが,国や県,関係機関等と協力し,相談体制の一層の充実を図りながら,町民の皆様の安心・安全な消費生活の実現のために,今後も引き続き,消費者行政の推進に取り組みます。

 

 

【道路整備,都市計画マスタープラン関係】

 続いて,道路の整備関係ですが,公約に掲げた緊急車両の通行できない道路として,立木地区における道路改良工事を実施するため,用地測量などに着手し,地域住民の方々の緊急時の不安解消を図ります。また,都市計画関係では,町の都市計画の総合的指針となる,都市計画マスタープランを策定します。

 

【消防・防災関係】

 次に,消防,防災関係ですが,消防関係では,引き続き,稲敷地方広域市町村圏事務組合との連携を維持するとともに,消防団や地域防災力の強化,消防施設及び設備の適切な維持管理に努めます。

 続いて,防災関係では,地域の実情に応じた防災訓練をより多くの自主防災組織に実施していただくために,自主防災組織の防災訓練の際に,町が紹介する茨城県防災士の派遣などの費用として,自主防災組織に対し,自主防災組織防災訓練支援補助金を支給します。また,防災手引書の作成や,避難所などの案内表示板の設置など,防災対策の充実に努めます。

 

【学校教育・生涯学習関係】

 続きまして,教育関係です。

 まず,学校教育関係では,中学校に導入しているタブレット端末と電子黒板を,授業を行う中でさらに効率的な活用を図っていくために,支援ソフトを導入します。生徒がタブレットに入力した考え方を電子黒板に表示することが可能となり,比較や検討をさせるなど,グループ学習の際の効果的支援に努めます。

 次に,生涯学習関係ですが,茨城国体のプレ大会が,今年の9月22日開催とのことで,ウォーキング講座の講師謝礼など,関係経費を計上させていただいております。来年度の,本大会開催へ向け,気運醸成を図ってまいります。

 

【総務行政一般】

 続きまして,総務行政一般について申し上げます。

 最初に,庁舎管理関係ですが,町の公式ホームページで,雄大な利根川やさくら堤など,四季折々の風景が眺望できるよう,また栄橋の渋滞など,リアルタイムで確認できるよう,庁舎屋上にライブカメラを設置します。

 次に,交通安全対策では,自動車の運転に不安を感じている高齢者ドライバーに対して,運転免許証を自主返納しやすい環境づくり対策として,高齢者運転免許証の返納支援を行います。65歳以上で免許証を返納された方を対象としまして,バス回数券又は,タクシー助成券を交付します。

 続いて,利根町元気プロジェクトについてですが,町の未来を担う子供や若者たちの「元気」を積極的にまちづくりへ取り入れることで,町全体の活性化や魅力度,認知度の向上,そして全ての町民が町への愛着心を深めることが出来るよう,「とね元気塾」を核とした事業を展開していきます。

 続きまして,総合振興計画についてですが,新たなグランドデザインによる施策を展開していくために,町のあるべき将来像と今後の土地利用構想を明らかにした,第5次総合振興計画を策定します。

 最後になりますが,公約に掲げた住民自治基本条例についてですが,条例制定に向け,来年度は,検討委員会の設置とともに,住民の方々から広く意見をいただく機会を設けるなど,条例の検討段階から,対話型行政の推進を図ってまいります。

 

 

むすび

 以上,平成30年度の主な事業について,新規事業を中心に申し上げましたが,私の政治理念は,町民の皆様が,居住地を尋ねられて「利根町です。」と,誇りをもって答えられるような町づくりをすることです。「子どもからお年寄りまで笑顔が絶えない町」,「町民みんなが喜びや悲しみを共有できる優しさ溢れる町」にしていかなければなりません。

今後も,引き続き,公約実現に向け邁進しますが,過疎地域からの脱却に向け,創意工夫するとともに,スピード感を持って,様々な問題点の把握と原因究明に努めることで,課題解決にあたっていきたいと思いますので,議員各位,並びに町民の皆様方には,より一層のご理解とご協力をお願い申し上げ,来年度に向けての施政方針といたします。

平成30年3月1日

                                                       利根町長 佐々木 喜章

  ※以上は,平成30年3月定例議会の初日に述べた佐々木町長の施政方針です。本文は,口述筆記ではありませんので,実際の表現等に若干の違いがある場合がありますので,ご了承願います。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは総務課 秘書広聴係です。

役場 行政棟3F 〒300-1696 茨城県北相馬郡利根町布川841-1

電話番号:0297(68)2211 内線311・313・314 ファックス番号:0297(68)7990

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